全長4.03キロの猫空ロープウェイは、台北市で最初のロープウェイ路線であり、片道は20分から30分、「動物園駅」、「動物園内駅」、「指南宮駅」、「猫空駅」の四つの駅から乗り降りできます。乗り方は簡単で、MRT文湖線の終着駅である「動物園駅」で降りてから、ロープウェイの「動物園駅」でロープウェイに乗り換えてください。
この路線には、雨が降った後の霧、黄昏時の霞、きらびやかな夜景、という三つの時間帯に、最も美しい風景が展開されます。乗車すると、ゴンドラは山の起伏に沿って前進し、運行中のMRT列車、景美渓沿いにある河岸公園、ゴミ焼却炉の長い煙突を目にすることができ、方向転換駅2にさしかかると大きくカーブして視野が開け、たくさんの車が走っている高速道路を目にすることができます。指南宮駅を過ぎると、V字型の急斜面にさしかかり、ロープウェイの旅はクライマックスとなります。この感覚は忘れられない思い出となるでしょう。
終着駅の猫空駅は、茶園と茶房の街です。たくさんの人がここに来ておしゃべりしていますので、まず猫空に来たら、茶房で地元名物の「木柵鉄観音茶」と「文山包種茶」を味わってから、スペシャルディナーを賞味してください。ここから眺める台北盆地の夜景は、一見の価値があります。